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2023.10.2 Wi-Fiシグナルセンサーを活用したデータドリブンマーケティングをサポートするSaaS「datakt™(データクト)」のサービス提供を開始

ピーディーシー株式会社(本社:港区、代表取締役社長 田中 真吾、以下「PDC」)は、Wi-FiシグナルやAIを活用し、街や施設での生活者の行動データを集計、分析、予測が可能となる新たなSaaS「datakt™(データクト)」(以下、「本サービス」)のサービス提供を2023年10月2日より開始致しました。

本サービスは、PDCがデータ駆動型社会の実現やEBPM(エビデンス・ベースド・ポリシー・メイキング)への取り組み支援を目指し、新たな事業として開発を行うダッシュボード提供型のSaaSとなり、大きく下記3つのサービスで構成されております。

■本サービスの概要と特徴
①データ収集
 街なか・施設に設置したセンサーが生活者のスマートフォンから発信されるWi-Fiシグナルを受信し、クラウドサーバへデータをアップロードします。
Wi-Fi機能がONになっているスマートフォンユーザーが対象となる為、これまでの位置情報ソリューションに比べ、偏りのない多くのデータを収集する事が可能です。
なお本サービスを通じて収集されるデータは特定の個人を識別する事ができない個人関連情報であり、個人情報ではございません。

②データ集計・処理・可視化
 集計したデータを独自のアルゴリズムにより処理し、国籍やユニーク訪問数、滞在時間、新規・リピート率などKPIに合わせたデータの可視化を行います。

③分析・閲覧用 ダッシュボード提供
 過去データや他拠点データとの比較・相関分析を通じ、データドリブンなマーケティング活動や施策の意思決定に活用します。
また、今後本サービスを通じ、AIが蓄積したデータを学習し、施策とその変化に対する因子を解析・可視化(説明可能なAI)、更に施策に対する変化の予測シミュレーション(予測AI)までをダッシュボード上でサービスとして提供します。(※1)

(サービスイメージ)

PDCは本サービスを都市開発デベロッパーや行政、商業施設といった顧客企業への提供を計画しております。
またサービスの展開後はセンサー設置エリアの事業者や店舗担当者がデータの閲覧を可能とするダッシュボードのオープン化も予定しております。
併せて各顧客企業が持つ課題やニーズに対し、本サービスによって収集・可視化されるデータを利用した、EBPMの取り組み実現をサポートするカスタマーサクセスの専任チームも新設します。

PDCは今後も都市開発、行政、商業施設など、リアルの場におけるデジタルソリューションのプロフェッショナル企業として、顧客企業とその先の生活者にとって、価値のあるソリューションの創出を主導してまいります。
(※1)AIを活用した分析機能は段階的なリリースを予定しております。

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